2011年10月28日金曜日

【三線ism】 ついに登場「サイレント三線S4」




さてみなさんこんばんは

わが左大文字工房の、さらなる新作「サイレント三線S4」の登場です。

三味線界のスティーブ・ジョブズを目指そうと日々精進です。

前作、S3を超えた超絶楽器をお楽しみください(^^





はい。まずは全体像。VOXのスピーカーと組み合わせた、エレキサイレント三線です(^-^

デザインは、某ギターをイメージ。

しかし、これは胴ではなく、あくまでもサイレント三線S3で培われたダミーシステムの延長です。








はい、横からみたらS3と一緒ですね~。まるでiphone3とiphone4のように。

ダミーシステムは、三線や三味線の皮とおなじように、コマを浮かせて震動させるシステムです。今回は、このダミー部分全体が、大きくなっています。

(なので、S3と違って、胴に触れたときに、音を拾いやすくなっています。ご注意)





 基本構造は、S3とS4は共通なので、おしりからジャックを挿します。

シールドケーブルをつなげば、即エレキ化します。

サイレント状態の音ですが、S3よりかはちょっと響きがあります。(だって、大きな共鳴板をつけているのと同じだから)

深夜のマンションでも、迷惑にならない程度の音しかでませんので、便利ですよ(^^

構えた感じは、三線とはかなり違います。S3もかなりもち方に工夫が必要でしたが、S4はギターでもなく、三線でもない不思議な感じがします。まあ、慣れれば、S3よりは弾き易いと思いますよ。

価格は、なんとやっぱり激安特価の3000円(送料別)です(笑) 現在4000円

それでもS3から1000円もアップしているんだからねっ。




2011年10月23日日曜日

【三線ism】 シャミレレ・手作り三味線講座でした(^^



さてみなさんこんにちは

今日は、兵庫県立丹波並木道中央公園さんでの「シャミレレ・手作り三味線講座」の開催日でした。

この講座もずいぶんと長くやっているので、いったい何回目の開催なのか私もすでに把握できていません(笑)





今日面白かったのは、三味線の経験がある方や、ゴッタンを知っている方の参加があったことです。

前回も、ゴッタンを昔親戚の家でみたことがあったので興味があった、という鹿児島出身の方が参加なさっていました。

ゴッタン文化の掘り起しにも繋がっているようでうれしいです(^^

ごったん・箱三味線がらみで当ブログをごらんになっている方もたくさんおられるようですね!





さて、今日は手作り三味線を「馬頭琴」デザインで作られた方がおられました(^^

糸鋸で切る作業があるのですが、サウンドホールはもちろんF孔に似せたデザイン。

本物の馬頭琴もご持参でしたので、実際に触ってみることができてたいへんに興味深かったです。

二胡やバイオリンは弾いたことがありますが、さすがに馬頭琴は触れたことがありませんでした。

でも、基本的な構造は、似ているところがあるので勉強になりますね!



擦弦楽器は、楽器本体を作るのはまだ簡単なのですが、やっぱり弓が難しいです。講座の工作レベルではなかなか実用的な「弓」が作れないので、もっぱら撥弦楽器ばかり作っています(^^

バイオリンも自作したことがあるのですが、弓のほうは買いました(^^;


というわけで、本年度の手作り三味線講座は一旦休止で、来年春以降またイベントが設定されると思います。

今年逃した方は、ぜひ来年参加してくださいね。





2011年10月21日金曜日

【三線ism】 シークヮサーソーダを発見した!



さてみなさんこんばんは

前回の琉球コーラに続いて、「業務スーパー」で買える「シークヮサーソーダ」の巻!

琉球コーラは、コーラの中でも好き嫌いが分かれそうですが、こっちはたぶん「ああ、すっきりそのままシークヮサーって感じだね」と受け入れられると思います(^^












さあ、この沖縄ボトラーズシリーズがいつまで関西で入手できることやら(^^

なくなるまで、ちまちまチェックしてみようと思います。


_________


さて、先日も、また2棹くらい依頼者にお送りしたサイレント三線です。


 このシリーズ、嬉しいことにコンスタントに制作依頼がありまして、ここんところずっと制作しています。いまちょっと、依頼が減っているので、完成までの期間が短くなりました(^^

実は、大きな声では言えませんが、三線のプロ奏者の方にも、使っていただいております。さすがにライブに登場するかどうかは私もわかりませんが、「めっちゃ面白いおもちゃですね!」と楽しんでいただいております(^^



制作ご希望の方は、とりあえずメールください。 
sanshin_ism34@yahoo.co.jp です。




 

【三線ism】 さよなら かりゆし58




さよなら かりゆし58

さてみなさんこんにちは

今週末の日曜日は、いよいよ今年最後のシャミレレ&手作り三味線講座です。詳しくは兵庫県立丹波並木道中央公園さんまで(まいどの告知で、そろそろしつこい☆_☆::)

さて、本日の新作アップは「さよなら」かりゆし58です。

オリジナルのキーはGCGでかなり高いのですが、下げてます。C#チューニングです。

一箇所リズムが取りきれずにミスしました(^^;;;;)ごめんなさい。

こういう一定のリズムが永遠に続くタイプの曲は苦手なのです。

簡単なコードばかりなので、みなさんもぜひ。基本のコードと、一箇所Dmが出てくるだけです。


2011年10月16日日曜日

【三線ism】 福山雅治「家族になろうよ」




家族になろうよ 福山雅治

さてみなさんこんにちは

新作でございます。ますます、人気・実力ともにアップしておられる福山雅治さんの名曲に挑戦(^^

チューニングはC#です。

福山さんの曲は、基本的にはわかりやすい基本的なコード進行をベースにしておられるんですが、「お?」と思うようなコードが途中で入ってきます。

初期の曲はそうでもないんですが、ここ5年くらいで、そういう技術が惜しみもなく投入されていて、弾こうとすると「ううう~む」と悩む瞬間がしばしば(笑)

ギター弾きの方で、コードブックなんかをみながら弾かれる方はそうでもないと思いますが、僕みたいに三線用にコードを変換する作業が入ると、どうしても迷いながらコードを書かなくちゃいけません(^^;;

すばらしいアーチストだと思います。ましゃ(^^


☆つぎの日曜日23日は今年最後の手作り三味線&シャミレレ講座です。

参加をお考えの方は、ぜひお早めにお申し込みください。

http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34/64081891.html

http://www.hyogo-park.or.jp/tanba/contents/news/index.php?mode=view&cd=3037







2011年10月12日水曜日

【三線ism】 琉球コーラを発見した!



さてみなさんこんにちは

先日沖縄に行って、なんじゃこりゃ見たことないぞ、と思っていたものがいくつかあるのですが、その中に「琉球コーラ」がありました(^^

国際通りとかの自販機にも、500mlが100円の安価で売られているので、沖縄の方や、近年旅行なさった方はご存知かと。


で、なんでその話をするかといえば、兵庫県在住の方や神戸管内の方にはおなじみの「業務スーパー」でその琉球コーラを売っていたのです(笑)







「あらまあ、このあいだはどうも!」
ってな感じですね。

まさか業務スーパーでお目にかかれるとは思わなかった(笑)

なんでも琉球コーラは最近になって登場した商品らしいですな。味は・・・。うーんとアメリカ系コーラらしい薄味です。

わたしはやっぱりルートビアのほうが好きだ!




スーパーといえば、余談ですが、沖縄のスーパー「サンエー」だけは、もう僕がはじめて沖縄へ行った20年くらい前からまったく変わっていないので安心です。安里三叉路のサンエーなんて、僕が最初に沖縄に行った頃からあるぞ(笑)

頑張れ!サンエー。


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おしらせ。

〇「三線コード弾き練習帳」おかげさまでたくさんご注文をいただいております。ありがとうございます。みなさまの三線ライフにぜひともお役立てくださいませ。


〇いただいているメールにはすべて返信しておりますが、受信設定の加減で届いていない、というメールもあるようです。
 当方から連絡が2日経ってもない、という場合は、ブログのコメントや、ツイッターのメッセージ、左大文字流ウェブページの掲示板などをご利用の上、再度アタックしてみてください。
 かならず返事してます(^^

〇サイレント三線S3の製作依頼がまた増えつつあります。一気に作ると納期が早くなりますので、ご検討中の方はどうぞ!

○今年最後のシャミレレ・手作り三味線制作講座は10月23日(日)朝10時より兵庫県立丹波並木道中央公園さんにて!
http://www.hyogo-park.or.jp/tanba/contents/news/index.php?mode=view&cd=3037

お申し込みは公園事務室まで。

 



2011年10月6日木曜日

【三線ism】 AI Story コード解説つき




さてみなさんこんにちは

昨日の続きです。いよいよAIさんの「Story」を研究してゆきます。

いやいやいや、結論から言えば悩みました(^^;;

昨日はコードを抜いて減らしたいなあ、みたいな話もしていましたが、けっこう重要なメロディラインにかかっている箇所もあったりして、いろいろ悩んだあげく、コードをカットするのを1音だけにしたり(笑)

なくてもいいけど、あったほうがいい!という判断をして弾きました。



 AI Atory


まずは、演奏のほうを見てくださいね。

唄はおくさん担当。チューニングは半音下げBです。

「ずっと~」のところと「今私が~」のところに出てくる相対コードAが外せないんです。外してもいいけど、外したらstoryらしくなくなるというか、薄っぺらになるので、残しました。

では、実際に弾いたコードです。(相対コード型)


<前奏>

C C^ C

<Aメロ>

C G Am G F

C G Am G F

<Bメロ>

A Dm F G  C G Am

A Dm F G  F G

<サビ>

C F G E Am  D F G

C F G E Am  D F G C


Aは下老#・中・七#です。あとは、いつも出てくるようなコードですね。

いかがでしょう?みなさんも一度弾いてみてください。
 



2011年10月5日水曜日

【三線ism】  三線コード研究所 左大文字流本部のおしごと



さてみなさんこんにちは

 今日は、わが左大文字流本部、三線コード研究所ならぬ左大文字家でどんなふうに楽譜づくりが行われているかを紹介します。

 実は、昨日リクエストがありまして、「AI」の「story」を弾きたい!というメールが来ました(^^

 「これを教えて!」「これをやりたい!」というリクエストや要望は、けっこう頻繁に来るので、できるかぎり丁寧に希望に応えるようにしております。

 さて、ではこの「story」をどんな風にコード研究してゆくのか、ということをリサーチ!




うちの小汚いデスク上にあるのは、まず三線コード表(三線コード練習帳の2巻が見えてます)と、ヒダリダイモンジ式の12半音ポジションと工工四が同時記載された特別三線です。

 この特別三線は、全音中心の工工四も、半音中心の12音階式も同時にわかるので便利なのです。

 この2つの道具があれば、たいてい耳コピで曲の雰囲気を掴んでゆくのですが、いろんな意見を取り入れるべく、歌詞・コードサイトも併用して考えます。

さて、AIのstoryの歌詞は、

http://music.j-total.net/data/001a/064_AI/001.html



http://gakufu.gakki.me/m/data/DT03064.html

にあります。

 比較してもらうとわかるのですが、基本的なメロディの雰囲気はおなじでも両者でコードが違うのがわかると思います。こんな風に、コードは解釈する人、メロディを作る人、演奏する人によって少しずつことなる場合が多々あります。どれが正解、というわけではなく、いろんな雰囲気を作ることができる、というわけですね。

 そこで、左大文字流では、こうしたギター・ピアノ用のコードを念頭に置きながら、三線向けにぴったり合うように、改造を施してゆくのです。

 もちろん、これは弾く人のキーや、歌う人のキーなども考慮しなくてはいけないので、とってもめんどくさい作業なのですが、幸いなことに

「僕のキー」か「奥さんのキー」を中心に

しておけばいいので、まあ、楽です(笑)

 そうして、三線にもっとも合うだろう、という楽譜に書き換えられたものを使って、youtubeで演奏しているわけです。また「三線コード練習帳」はこのあたりをじっくり練って書いていますので、初心者でも比較的簡単に曲が弾けるようになっているわけです(^^

で、「story」に話を戻しましょう。
 どちらの楽譜も「C」からスタートしているので、左大文字流が提唱している「相対コード」を使えば、そのまま演奏できるのがこの曲のいいところです。

J-totalのほうは、とにかく簡単なコードにまとめてありますので、こちらを利用するのがよいかと・・・。

でも、これをそのまま弾くと、すっごく弾きにくかったり、リズムが取りにくい箇所があるので、そういう箇所をコントロールしてゆくのが私の仕事でもあります(^^

まず、Aメロですが、 C G G Am7 G Fが2回繰り返しです。

こういう箇所は基本そのままでいいですね。曲のリズム、拍とコードの切り替えがほとんど素直に一致しているので、そのまま弾いてOKです。

ただ、私の場合はAm7をただのAmに簡素化したりします。

Bメロを見てみましょう。

『私が笑える』

の箇所に、コードがギュっと4つも詰まっているのがわかるでしょうか?

こういうところは、理論の上ではたしかに4つコードが切り返されていても問題ないのですが、実際に三線でストロークをして弾いているときに、この拍数で4回切り返しをすると、めちゃくちゃせわしない感じになるのが、この文章だけでも理解していただけると思います。

 ほかの部分がだいたい一小節に2回コード変更があるとして、この箇所だけ4回もコード変更があると、聴いているほうも、「え?リズムがここだけすごいね!」と思ってしまいますよね。

 なので、コードを2つくらい抜いてカットしてやったりするわけです。

また、専門的ですが、Dmの箇所を場合によってはFにすることもあるし(DmとFはともだち、という話は『三線コード練習帳』をお持ちの方は、ご存知ですね)、よりコードの雰囲気がよく出るように改造を加えてゆきます。


 というわけで、今日、ほんとうはyoutubeアップできるかな、と思っていたのですが、まだ少しいじくらないといけない箇所がありそうなので、もうちょっと時間をとってまずコード楽譜を完成させちゃいますね!

 次の更新では、実際に演奏をして、コードをどんな風に組んだのかを「種明かし」までするつもりです。

 おたのしみに!

 

2011年10月4日火曜日

【三線ism】 最近ハマっているもの どんぶらこ、再び




さてみなさんこんにちは

最近自分なりにちょっとリバイバルなものを紹介(笑)

どんぶらこ、という自作楽器なのですが、これがまた秋の夜長にひとり爪弾くにはいいんです(^^

ドンブラというカザフスタンの楽器を小さくして、子供向けにしたのですが、単音もコードも弾けるので便利。まあ、三線よりひとつ弦が少ない「2弦」なので、表現能力は劣りますが(^^;;










どんぶらこ、はごらんのとおり、PCの前にもちょこんとおけるウクレレサイズです。

となりにおいてあるミニ雑誌(zine)は「うたうどんぶらこ」というどんぶらこを100倍楽しむための紹介雑誌です。CD付き。

「ドンブラとは何か?そしてどんぶらこの作り方から楽しみ方までぜんぶ紹介!左大文字がどんぶらこを弾いて唄ってるCD付き」

なzineです(笑)

この春に発行した雑誌なのですが、zine picnicに持っていったまま、忘れてました!!(爆)

このブログでも紹介しようとおもって・・・忘れてました!!(爆)



楽器のほうが3500円にて製作も承っています。

雑誌のほうは800円+送料80円でお送りしています。




2011年10月1日土曜日

【三線ism】 モンゴル800 小さな恋のうた



さてみなさんこんにちは

本日は、ちょっとやっちまった感がありますが「モンゴル800」の「小さな恋のうた」を。

サイレント三線S3はちょっと演奏感にくせがあるので、かなり変な弾き方になっていますが許してください。

はっきり言いまして、下手です(笑) キーもあんまりあってないし(^^;

まあ、そういうこともあるさ。




小さな恋のうた モンゴル800


ただまあ、サイレント三線S3って楽しそうでしょ?(笑)

じわじわと、世間に広がってますので、ぜひお持ちの方はたくさん可愛がってやってくださいね。