2008年1月27日日曜日

【三線ism】 プレミアつき?の三味線教本







 さてみなさんこんにちは

 三線や三味線の教本は山ほどあります。私も、それぞれ何冊も読んだり買ったりしたことがあるのですが、なかなかすべてを網羅して、満足のゆくテキストというものはありません。

 私の左大文字流テキストを長唄をやっている方にちょっと見てもらったのですが、「いろんな幅広い内容に触れられていて、私も知らないことがたくさんあって面白かった」という批評を頂きました。

 言われてみれば、他流派や他ジャンルにまで言及して書いてある三味線・三線教本というのは意外に少ないものです。やはり、それぞれの流派やジャンルに制限されてしまうところがありますね。

 私が好きな三線の教本はこれ↓

 http://www.o-kyohan.co.jp/Shop/Look276.html

 初心者・愛好家のための 手習い「沖縄の三線」

 これは入門者~向けのテキストなのですが、図解や説明がきちんと丁寧で、内容もしっかりしているので勉強になりました。
 初心者向けのものは、とにかく簡単に仕上げてあるものもたくさんありますが、このテキストは歴史的な周辺事項までがっつり書いてあります。
 まあ、でも中級者はテキスト使いませんな。曲集は使うけど。ということは、がっつり書いてあるほうが最終的には親切なのかもしれません。


 一方三味線のほうは、これ↓

 http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4141883506/ref=sr_1_olp_6?ie=UTF8&s=gateway&qid=1201440436&sr=8-6

 NHK趣味悠々 和の楽しみ本篠秀太郎の三味線ちんちり連

 これはNHKの番組テキストだったのですが、とにかくオールカラーですべての動きがカラー写真で解説されているというリッチな内容です。
 おまけに価格が1000円だったのですが、いまやamazonではプレミアがついて、3600円ぐらいします。

 内容は、文化譜を用いて三味線のほぼすべてのテクニックが網羅してあります。右手も左手もばっちり、という感じ。曲は民謡系とオリジナル曲が使われていて、かなり流派的にはドライです。このあたりのアプローチも好き。(長唄とか掲載しても、たぶん初心者は弾けないでしょうから)

 ただ、わたしは地唄譜しか読めないので、このテキストは参考程度で・・・。
でも、最終的にはこの本みたいな編集のテキストづくりを目指しています(^^




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