【2008年~】
兵庫県立丹波並木道中央公園での「手作り三味線講座」用に開発されたキットで、写真に写っている部材が配布されて、製作講座をやっていました。
すべてヒノキ製です。
表板、裏板に使っているヒノキ板は3ミリ厚で、高度な技術と大掛かりな機械がないと作れません。
公園には製材所があって、そうした難度の高い部材を製作できたので、キット化が可能になりました。
このキットはとても高度なワザで出来ていて、
■ 糸蔵は角ノミ仕上げ
■ 胴は45度カットの4面張り合わせ
■ 上コマは樫の木部材の埋め込み仕上げ(下コマも樫材)
■ 表裏とも特注ヒノキ一枚板
という本格派でした。
製作者はYさんという方で、彼の手になるキットは200棹弱出ています。
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