2008年4月30日水曜日

【三線ism】  手作り三味線講座 第2回 予定(笑)



 さてみなさんこんにちは

 いよいよ今週の日曜日に迫った第一回の「手作り三味線講座」ですが、まだ一回目もやってないのに

「第二回!!!!」

の開催が決まりました(^^;

こういうイベントは、根強くやっていくと大きなウエーブになるのだ!という考え方の所長さんに感謝です。

 というわけで、第二回手作り三味線講座(今度はシャミレレもやるかもよ?!)は

 6月1日(日曜日) 兵庫県立丹波並木道中央公園にて開催

 です!!

 また詳細は報告します~。


2008年4月29日火曜日

【三線ism】 姫路菓子博に行って来たわけで







 さてみなさんこんにちは

 今日は午後からちょっと時間をずらして姫路の菓子博に行ってきました。パビリオンはものすごい人で、90分待ちとか120分待ちとかすごかったのですが、行ったのが遅かったので空いてきたところから無目的に回ったら結構何ヶ所も行けました(^^

 面白かったのは日本全国の銘菓が一同に並べられたところと、和菓子でできた花とか鳥とかが大量に展示してあるところでした。

姫路菓子博のページ
 http://www.kasihaku2008.jp/index.html

「日本縦断!お菓子めぐり館」と「全国工芸菓子館 和の匠館」です!

 お菓子でできた姫路城があるパビリオンはいっぱいで入れんかった(T-T)

 あとは隠れた名品ということで、メインのオープンレストランで販売されていた「石焼ビビンパ」が超美味でびっくり!(韓国人スタッフがちゃんと作っていたので、味付けがそこらへんで食べるのとは違いました)

 のびるトルコアイスもめちゃくちゃ美味しかったなあ!

 
 というわけで写真は「岩おこしの太陽の塔」と、お菓子めぐり館の長崎コーナー

『カステラまみれコーナー』

と300円で買った「和風パフェ」

でした。


2008年4月22日火曜日

トンコリン 開発状況


現在、トンコリンが着々と完成に向かっている今日この頃ですが、その進捗状況を軽くレポート。

 <胴体完成>

 トンコリは、一本の棒みたいな形ですが、トンコリンはその上部が三線の棹状になっています。というわけで棹の部分と胴の部分に分かれていますが、とりあえず胴の部分は外枠が完成しました。

 棹(ギターで言うネック)の部分は、まだ糸巻きなどをとりつけられるようになっていません(^^;

 <表板・裏板>

 三線の皮に相当する表板と裏板は、できればリサイクル材(廃材)を利用してエコに製作したいと思っています。

 無駄に木材を使わない、というちょっとした節約心が芽生えていますので、棹の木材も見えないところで接木しているのがトンコリンのエコポイントです。

2008年4月19日土曜日

北海道のトンコリ+沖縄の三線


開発中のトンコリンですが、そもそもトンコリンってなんぞや?ということで概略をお伝えします。


 トンコリというのは北海道のアイヌの人々の民族楽器で、5弦もしくは3弦の弦楽器です。


 ウィキペディア↓「トンコリ」

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AA

 女性の体を模しているとも言われる楽器ですが、基本的には開放弦のみで演奏するようです。

 画像やトンコリ本体については


 <アイヌミュージアム>

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AA

 に詳しいです。


 で、一方の三線ですが、本州の三味線の兄弟楽器である沖縄の民族楽器です。


 ウィキペディア↓「三線」

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%B7%9A


 この北と南のまったく違う楽器を組み合わせるとどうなるか?というのが「トンコリン」プロジェクトです。

 気持ちは「北は北海道から南は沖縄まで、すべての人に親しんでほしい」という願いですが、さて、どこまで発展するでしょうか?


 ハードウエア設計は私「東古林太郎(とんこりんたろう)」が担当、現在開発9割まで来ています(^^

 おそらく世界の誰もが「なんじゃこりゃ!」と思うはずの新楽器「トンコリン」を期待半分でお待ちください(^^;

2008年4月18日金曜日

【三線ism】 三線・三味線にフレットはいるのか?



 さてみなさんこんにちは

 今日は自他称ギタリスト(それなりに公の場でもちゃんと弾けるけど、最近はバンドもやってないし、今では家でたまーに弾く程度の昔ギター少年だったようなプロでもないくせにハイアマチュアなギタリスト)の弟と三味線のフレットについて議論を交わしておりました。

 実家に手作り三線を置いていたのですが、いつの間にか弟が持って帰ってしまい、爪楊枝でフレットをつけてしまいました(☆_☆)

 そりゃ、弟はギタリストなのでフレットがないと生理的に受け付けないようです(笑)

 で、こんな議論が!

 「初心者に三味線を教えるには絶対フレットがあったほうがいい!なければ、楽器をさわったこともないような人には難しくて「演奏の楽しさ」以前に挫折してしまう」

 というのが弟の意見。

 そりゃたしかに、楽器の難易度でいえば、フレットがあるほうがないよりも音階音程はとりやすいし簡単になるでしょう。しかし、それでは三味線・三線ではありません。

 それは・・・・

「ミンミン」

です!!!!

http://www.hosco.co.jp/japan/pages/minmin.html

 フレットつきの三味線というのは、すでにミンミンという楽器が開発され、市販されていて、この楽器も中部地方のいちお兄さんが独自に開発して販売までもっていったものです。

 どちらかというと、板張りでギター寄りの楽器なのですが、私の板張り三線とかシャミレレにフレットをつけたら、それこそ構造的にも原理的にもまったく同じになってしまいます(笑)

 かといって、三味線初心者にみんな「ミンミン」から入りましょう!というのはどんなものでしょう。たしかに弾きやすいし、コード弾きも簡単になるでしょう。

 しかしそれが「門戸を広げる」ことになるか、といえばこれは別の議論だと思うわけで。

 弟の主張は、
「よりやさしい楽器で、演奏の楽しさを伝えるほうがプレイヤーに優しい配慮だ。だから、たとえば手作り三味線講座を実施するならフレットつきを提案したほうがいい」

ということのようです。

 私の主張は
「それなら、私は最初からミンミン講座にするし、ウクレレ講座でもいいんです。みんなは「三味線」という文化を選択したいからフレットとか難易度はどうでもいいんだ」

というものです。

 すると弟は
「それじゃ三味線好きな人しか集まらない。たくさんの人に三味線を伝えるといいながら、その実最初か亜門戸を狭めてしまっている」

 で私は
「最初は門戸が狭いかもしれないが、そこは三味線の500年の歴史があれば、三味線好きな人たちからさらにほかの人たちにちゃんとひろがっていくから大丈夫。そもそも、最初に三味線に興味を持たない人は、ギターやウクレレをやるわけで、その人たちが三味線をやるやらないは二次的な問題だ」

 みたいな感じで。

 はい、みなさんのご意見をお待ちしています(^^

2008年4月17日木曜日

トンコリン発表カウントダウン


北海道の民族楽器「トンコリ」と沖縄の「三線」のテイストを合体させた謎の新楽器『トンコリン』

 発表までいましばらくお待ちくださいm(_ _)m


 <期待を裏切る広報内容>

 製品名『トンコリン』

 ハードウエア 木製

 ソフトウエア 左大文字MOS(ミュージック・オペレーティング・システム)

 全長760ミリ・全福85ミリ・厚み45ミリ

 調子 F調弦楽器

2008年4月15日火曜日

【三線ism】 手作り三線製作講座



さてみなさんこんにちは

 兵庫県立丹波並木道中央公園の手作り三味線製作講座の正式な案内がアップされたので転載しておきます。

 
<公園のページへ>
 http://www.tambanamikimichi.info/index10f.html

 5月4日(日)10:00~15:00(途中に昼食時間を予定していますので、お弁当をご持参ください)

 場所 丹波並木道中央公園 http://www.tambanamikimichi.info/index6f.html

 参加料 4500円 (三味線本体・テキストが付きます)

 
 実施内容は ある程度加工された木材から手作り三味線を製作します。午前中が製作で、午後が演奏の簡単な演習になると思います。楽器は三線サイズですが、

 ①三味線的な演奏方法の入門編
 ②コード弾きの入門編
 ③三線的な演奏方法の導入部分

の3つについて概略を練習します。

 左大文字流コード弾きの実際を体験するまたとないチャンスですので、ご興味のある方はどうぞ!


2008年4月8日火曜日

【三線ism】 手作り三味線増殖中? in 丹波並木道中央公園






 さてみなさんこんにちは

 今日も、丹波並木道中央公園へ簡単な打ち合わせにいったら、・・・増えてました(笑)

 2日ほどの間に六角三線のほうも製作してありました。

 公園スタッフの方も気合入ってますね~(^^

 今度は糸巻きの向きもあってます。というわけで、無事キット化のメドもついたようなので、手作り三味線・シャミレレ講座も本格スタートのようです。

 

 今のところ 5月4日(日)に第一回の講座を設定する段取りです。


 ある程度板材を切ってしまって、組み立てれば形になるようにするそうなので、小中学生でも製作可能な講座になりそうです。
 最初は三線サイズからはじめて、状況を見ながらシャミレレのほうにも移行していきます。



 さて、ついでにシャミレレ type-R のほうも完成しました。建築系廃材を取り入れたリサイクルモデルですが、人工うるしの塗装も相まって、ふつうのシャミレレとあまり差がないように見えるでしょ?

 今回のモデルは棹材をちょっと幅広にしてみました。持った感じがさらにギターとかウクレレに近いです。(弦のテンションに耐える力は弱くなるので、設計者としては気にいらんのですが(笑))




2008年4月6日日曜日

【三線ism】 手作り三味線(丹波並木道中央公園バージョン)





 さてみなさんこんにちは

 県立公園の方で試作に回っていた板張り三味線(三線サイズ)ができあがってきたようなので、早速見にいってきました(^^

 ひのき作りで、丹波産の木材から製作されています。特筆すべきは表板・裏板に使われている一枚板ですね。オリジナルはベニヤだったのですが、こちらは厚さ3mmの無垢板仕様です。

 設計図面を提出して、施設のほうで作ってもらったので、不思議な気持ちになります。

「たしかに左大文字のデザインした三味線なんだけど、なんかちがう」みたいな(^^

 細かい部分の仕上げ方が、作る人の個性が出るので面白いです。

 

 さて、この三味線ですが、ちょっと普通と違うところがあります。

 ・・・糸巻きの挿し方が普通の三味線と逆で左利き用みたいになっているのです。製作した方が、穴を広げる向きを間違えたようですね。わたしも、いつも製作中に思わず間違ってしまいそうになります(笑)


 とまあ、こんな感じで着々と手作り三味線講座開始に向けて進行中です。