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2026年7月20日月曜日

タンバトーン(ロングトーンカズー)を製作しました!

 

 さてみなさんこんにちは。


 今回はロングトーンカズー/タンバトーンの製作です。


 実は先月にもタンバトーンの製作依頼があって、お作りして送ったのですが、写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、今回はちゃんと写真もアップします。


 今月も依頼分です。2ピース版と3ピース版の製作依頼でした。



 ぱっと見るだけだと違いがわからないかもしれませんが、



 吹き口側などから見るとよくわかります。


 2ピース版は、中の管が楕円型、3ピース版は長方形になっています。


 原理的には「声の成分」をできるだけ殺してしまい、純振動だけを音の成分として出してゆくので、「音が潰れている」ことはじゅうぶん「アリ」なのですが、楕円形の2ピース版は、それに多少の「倍音」が含まれる感じになり、ニュアンスが変わります。


 どちらの音が好みかは好き好きだと思います。



 2ピース版のほうは、直管の内部を削り出しで彫ってゆきます。この彫り具合がポイントです。


 手作業で彫ってゆくので、完全な平面ではないことも、中で振動の空気の渦を起こすのに役立っているようです(たぶんww)


 タンバトーンはヒノキの一枚板から作るので、演奏する時はヒノキの良い香りがします。


 ぜひご興味のある方は入手してみてください。





2026年6月22日月曜日

タンバトーン(ロングトーンカズー)のメンテナンス方法

 

 さてみなさんこんにちは。


 今回はロングトーンカズー(タンバトーン)を入手したあとの「アフターケア」「メンテナンス」に関しての解説をアップします。



(ロングトーンカズーのメンテナンス方法)


 カズー系の楽器には、薄い「膜」が使われていて、使っている間にこの膜が傷んだり、おもったように振動してくれないことが起きます。


 その際に、膜の状態を新品のようにリセットする方法を紹介します。


 これは通常のカズーでもおなじ方法が使えますので、あわてて交換用の膜を買わなくても大丈夫。しばらくは最初の膜でじゅうぶん使えます。


 その方法は、動画の中でも解説していますが、


「ドライヤーの温風で、膜を縮ませる」


というものです。 膜は薄いプラスティック製なので、熱を加えると縮みます。つまり、最初のように膜が「ピンと張った状態」まで戻るのです。


 その上であらためて、振動しやすいように膜を緩めてゆく(指でこすって、ほんのわずかに伸ばす)と、好みの音に調整できるようになるのです。


 

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 また動画の後半では、タンバトーンやロングトーンカズーの分解メンテナンス方法を解説しています。完全に膜を交換したい場合などに参考になります。


 実はシンプルな構造になっているので、思っているよりも簡単にメンテナンスができる楽器です。


 ぜひご活用ください。








 

2026年2月23日月曜日

タンバトーン(新型)のサウンドデモができました!

 

 さてみなさんこんにちは。


 試作段階でのロングトーンカズーは合板で作っていましたが、ヒノキの無垢板を使った改良版に切り替え中です。


 ちょうど丹波産のヒノキのよい板があり、それを使って開発しているので愛称を「タンバトーン」と名付けました。



 構造は同じで、寸法などが異なるバリエーションがたくさんあるのですが、↑の写真のような形がベースです。


 全長27センチの2ピース仕様が基準になります。



 2ピース仕様というのは、上の写真のように、2枚の板を彫り込んで楕円形の管を作ったものです。


 これがいまのところ、最も豊かな音がします。


 3枚の板を合わせた3ピース構造のものも作っていますが、3ピースのほうは、やや音のつぶれが強く出ます。このあたりはお好みでチョイスできます。


 音潰れが激しいほうがサックスっぽく聞こえますし、音潰れが少ないとクラリネットに寄ってゆきます。


 というわけでサウンドデモ。


その1 2ピース版



その2 3ピース版



その3 2ピース版



その4 3ピース版




 初期型よりは、ずいぶん音質がまろやか、かつ豊かになってきたのがわかると思います。

 ペラいベニヤよりは、かなり音に厚みも出てきました。


 ちなみに初期型は




 こんな感じでした。


 よいサウンドになるように、標準とする「持ち方」も変えています。



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 ■ 製作価格は、2ピース版1500円 3ピース版1000円

   いずれも+送料


 です。ご希望の方はメールくださいませ。


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2026年2月2日月曜日

ロングトーンカズー 頒布品 完成! 愛称は”タンバトーン”

 

 さてみなさんこんにちは。


 ずっと開発研究中の「ロングトーンカズー」ですが、いよいよ頒布用の楽器が完成しました!



 試作段階では合板だったものを、


「ヒノキの無垢板」


に変更しています。こちらのほうが、やはりはるかに良い音がします!


寸法は 3センチ✕1.5センチ✕27センチ のものを基準にしています。


 この長さも、試作を重ねてもっともバランスが良い音になるように工夫しました。これより短いとカラッとした音になり、これより長いとまろやかでフワッとした音に変わります。


(長すぎると音の抜けが悪くなってしまいます)




 合板時代よりかは、すこし厚みが出てきましたが、これも音に重厚感を与える結果になりました。試作段階のものは、音質が多少「ペラっちい」感じになりますが、頒布版はしっとりとまろやかな音に変わっています。


 無垢板とはいえ、構造上張り合わせを行わないといけないので、そこは接着していますが、安全性の高い接着剤を採用することで、口に触れても大丈夫なようになっています。(玩具・食器レベル)


 


 構造は2種類あり、3つ(4つ)の部材を接着するタイプと、2つの部材を接着するタイプがあります。

 層が2ピースと3ピースのものがあるということです。


 3ピースのほうは、木材を組み合わせて管を構成しますが、2ピースのほうは木の内部を削り出します。


 わずかに2ピース版のほうが、音の抜けや広がりが豊かな感じがしますが、それほど音質に変化があるわけではないので、好みの問題だと思います。


 愛称は「タンバトーン」とすることにしました。


 現在、丹波地域で採れているヒノキの木材を中心に製作していることと、丹波で発明・開発された楽器だからです。


 このあと「竹」素材のものも展開してゆきますので、そちらは今後アナウンスをいたします。



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■ タンバトーン (Wood)

 ◯ 2ピース版 1500円

 ◯ 3ピース版 1000円

 ◯ 発送はレターパックライトで行います。送料加算して下さい。

*今後発表する タンバトーン(Banboo)は、レターパックライトのサイズを超えてしまうので、レターパックプラスでお送りする予定です。


■ そのほか タンバトーン(廉価版) を製作中です。こちらはタンバトーンをできるだけ広く知ってもらうために安価に設定しているものです。またプレミアムタイプも開発中。

■ 廉価版等のバリエーションについては、随時投入してゆきます。バラエティバージョン。


 製作・頒布をご希望の方はいつものように左大文字までメールをください。


2025年12月16日火曜日

ロングトーン奏法とはなにか?

 

 さてみなさんこんにちは。


 連日のように「ロングトーンカズー」についての情報をお届けしていますが、それほどまでにこの楽器は「面白い」「すごい」「めっちゃ楽しい」ので、ワクワクが止まりません(笑)


 このロングトーンカズーを吹きこなしたり、普通のカズーの音色をよりよいものにするには


「ロングトーン奏法」


という技術を推奨しているわけですが、あらためてこの演奏法について解説しておきましょう。


 ロングトーン奏法の簡単な解説は、すでにYoutubeでも語っているので、ぜひそちらもご参照ください。




 

 

 まず「ロングトーン」とは、歌などを歌うときに「長く」発声を持続させることを意味します。

 

一つの音程を一定の音量と高さで長く伸ばし続ける発声(または演奏)技術のことです。”

 

 この時、初学者は8秒くらいは持続できるように練習するそうです。

 

  次に、なぜカズーの演奏で「ロングトーン」が必要かというと、

 

『カズーは普通の声でも鳴らせるが、息の流入量を細くしてコントロールしながら、その状態で声を出すことで、とても良いカズー音に変化する』

 

からです。

 

 動画の中でも説明していますが

 

■ 人間の声の成分にビリビリ音を付加するのが、カズーという楽器

 

であるのに対して

 

■ 人間の声の成分がのこっているほど、可笑しくてファニーな音になる

 

という結果が伴います。そこで

 

■ 息の流入量を細くすることで、 人間の声の成分を減衰してやると


■ 純粋な音程の成分とビリビリ音だけが出てきて、サックスやクラリネットのような音になる


ということなのです。

 

 そして

 

■ 息の流入量を細く長くするには、口の形を細くしてやればよい

 

ということでもあります。

 

 

==========

 

 さて、「口の形を細くして、息の流入量をコントロールする」というのは、実はすべての管楽器に共通するしくみでもあります。

 

 リコーダーを小学生のときに吹いたことがあると思いますが、思い出してみてください。

 

 息を強く吹き込んでしまうと「ピー!!」と甲高い音がして、楽器としてきちんとした音色になりません。

 

 そこで、息を細くして、流入量をコントロールする必要があります。

 

 また、リコーダーの吹き口は、とてもわずかな隙間でできており、もともと流入量をできるだけ制限するようになっていますね。

 

 フルートを吹く女性を想像してもらってもよいですが、口元を尖らせて「できるだけ細く息を吹き込むように」していると思います。

 

 尺八を吹く男性もそうですね。

 

 サックスやクラリネットなどは「大きくマウスピースを加えている」けれど、サックスのリードそのものがついている箇所は、ごくごくわずかな隙間をつくって振動させます。

 

 トランペットやホルンも、唇を押し付けて細く息を吹き込むことで、唇と吹き口の間にわずかな隙間を作って振動させます。

 

 つまり、

 

■ すべての管楽器は、わずかな隙間、細い吹き口に細く長く息を吹き込むことで鳴らす

 

ものだといえるわけです。


 もちろん、迫力ある演奏のためには、息の流入量を増やす場面もありますが、基本はおなじなので、音が破綻しないギリギリのところでコントロールしているわけです。

 

 これらの管楽器の奏法は「ロングブレス」と呼ばれたりします。 


 ロングブレスは「息を長く吐く」ことで、楽器の持続音を長くすることでもありますが、カズーの場合は、息を細く長くしなくても音が破綻せず、むしろそっちのほうがおもしろい音がするので、誰も気づかなかったのでしょう。


 そうです!


 カズーも管楽器である以上、「ロングブレス」的な吹き方をすれば、「良いサウンド」が鳴るのは当然なのです!


 ちなみに、カズーの場合は「ブレス」だけだと音がまったく鳴りませんので(笑)、声を発しないといけないため「ロングトーン」奏法、という呼び方にしております。


 というわけで、カズーやロングトーンカズーも


「良い音色を出すには、ほかの管楽器と共通の原理になっている」


ということがわかったと思います。


 ぜひ、マスターしてみてください。

 

 

 



 



2025年12月8日月曜日

新楽器 ロングトーンカズー と 普通のカズーの音の違いをアップしました。

 

 さてみなさんこんにちは。

 

 ロングトーンカズーに夢中な左大文字ですが、今日は、「普通のカズーと音がどう違うのか」という点を動画でアップしました。


 


 音の雰囲気の違いは、動画をみていただければわかるのですが、その最大の違いは


『ロングトーンカズーでは、人間の声っぽさを減衰させて、純粋に音程だけを取り出すような構造になっている』


ということです。


 従って、普通のカズーでは「人間の声っぽさ」が残っているがゆえに、最終的に出てきたカズーの音が「おかしな音、面白い音」に聞こえるのですが、ロングトーンカズーでは、


「おもちゃよりも、楽器に近い音質になる」


ということなのです!


 もちろん、おもちゃとしてのカズーの良さもあるのですが、本物の「木管楽器」などにより近づいたサウンドになっているロングトーンカズーは、楽曲づくりの上で、かなり有能な相棒になってくれるはずです(^^


 なんといっても、ほとんど練習しなくても「サックスの音」や「クラリネットの音」が出るのが、すごいのです!



 さて、二本めの動画では、ロングトーンカズーの演奏方法のバリエーションで


「3タイプの音」


が出せることを示しています。



 ■ ノーマルの音

 ■ ハイキーでピーキーな「ビリビリマックス」なサウンド

 ■ 木管楽器のような「マイルドサウンド」


の3つのニュアンスが選べるので、演奏の幅が広がりますね!






2025年12月7日日曜日

新楽器 「ロングトーン・カズー」の音を出しました!

 

 さてみなさんこんにちは。


 前回から情報を小出しにしている「ロングトーン・カズー」ですが、いよいよ正式に音出ししました。


 



 まずは、ショート版の「ロングトーンカズー」デモです。 特に決まった曲ではないものの、「サウンドの雰囲気」はわかると思います。


 それから短い動画を2本アップしました。


 



 



 「マイ・ウェイ」と「名探偵コナン」の一部です。


 こちらも、さらっと吹いただけなので、簡便なデモですが、この楽器のサウンドをまず聴いてもらおうと録音しました。



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 端的に言えば、ロングトーンカズーとは「サックスのような音が出せるカズー」です。


 ふつうのカズーは、玩具性が高く、「人間の声の成分」がかなり残っているので、「人間の声の成分」+「膜のビリビリ音」が合わさって出てくることで


 おかしな音、ファニーな音、面白い音


に聞こえるのですが、ロングトーンカズーの場合は「人間の声の成分」をできるだけ減衰させて、


「音程だけを限りなく残す」+「膜のビリビリ音」


を出力するようになっています。


 そのために


何度も何度も試作を繰り返しながら


■ 管内を通る空気の流量を調整している

■ 管の長さを調整している


わけですね。


 膜に対して息として入ってくる空気の流量や速度と、ある程度の管の長さのバランスで


「人間の声として聞こえる成分」


が抑えられるようになっています。


 そう思いながら、もう一度デモを聴いてもらうと、「いかにもカズーを歌っているなあ」という「声の成分っぽさ」が隠れているのがわかると思います。


 この効果によって、「おもちゃのカズー」が、より「楽器」としてレベルアップした音に変わる、という仕掛けです(^^


 楽器の特徴としては、もともとカズーの場合「高い声で歌うと、綺麗に通る」という能力があるのですが、ロングトーンカズーでは、「ある程度低い声でも響く」という長所もあります。

 もちろん、高音も伸びやかに通ります。


 実際に手にとって頂いて、吹いてもらえれば、このロングトーンカズーのポテンシャルに気づいてもらえると思いますが、これまでの楽器同様、頒布体制を整えてゆきますので、お楽しみに!






2025年12月5日金曜日

新楽器「ロングトーン・カズー」を発表します!!

 

 さてみなさんこんにちは!


 2025年もあと少しですが、来年は「新しいプロジェクト」をゴリゴリに推してゆきます!


  これまで左大文字流は「弦楽器(とくに三味線・三線)」を推しておりましたが、はじめての「管楽器」でございます(^^)


 まだ、今日の記事では「プレ発表」段階なので、詳しいことは今後のお楽しみですが、


■ ロングトーン・カズー


という名前だけでも覚えて帰ってくださいね。


 そのビジュアルは、



 ↑こんな感じ!!!

 まだ試作・調整段階なので、最終版は予告なく改良する場合がありますので、ご了解ください。

 ただ、おおむね全体的には「この形状」はかなり計算して練られていますので、大きく変動することはないと思います。


 さて、カズーというのは、



 こういう楽器、というか「おもちゃ」です。


 


 全長が10センチとか12センチくらいで、うすい膜が張ってある箇所があり、そこがビリビリ振動することで、「へんてこな音」がする玩具ですね。


 上のようなデザインは「潜水艦型」と呼ばれたりしますが、基本的にむかーしから、こういう形はあまり変化していません。


 カズーはアフリカ発祥のようですが謎が多い楽器です。


■ アメリカ・ジョージア州メイコンのアフリカ系アメリカ人アラバマ・ベストが1840年に発明した


という説があるようですが、裏付ける資料がないそうです。


(カズーの演奏集団が後付で作った話かも?という説があります)


■ 現代カズーの特許は1902年に出願され、また1916年にはニューヨーク州イーデンで、金属カズーの量産が始まった


とのこと。


 さて、このカズーですが、最低でも100年とか150年とか、あまり進化していません(笑)


 進化していないのは、原理が簡単であることと、なおかつこの楽器が「玩具」の範疇をあまり出ていないからだと思います。


 カズーは人間が発する声に「ビリビリ音(膜の振動音)」を付加するものですが、「変な音」「おかしな音」「笑ってしまう音」「チープでふざけた音」のにように聞こえるために、どうしても玩具性が高くなってしまうようです。


 もちろん、プロの「ジャグ・バンド」や「フォーク」などの分野で用いられることもありますが、「貧乏人のサックス」なんてあだ名がつくくらいには、「本格的ではないもの」というイメージがあるわけですね。



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 そうした「カズー」への評価を、大きく一変させる可能性があるのが、今回発明した新楽器


「ロングトーン・カズー」


です! ヤバい!ガチでヤバい(笑)


 はい。そこで「ロングトーン」のお話。


 ロングトーンというのは、「一定の音程で長く息を吐きながら音を出す」という歌唱スキルですが、カズーは「歌いながら音程を出す」楽器なので、このロングトーンを使いこなすと



 化けます!!! カズーがサックスに化けるのです!!


 もちろん、カズーはロングトーンを使わなくても普通に音が出るため、このことに気づいている人はとても少なかったように思います。


 なおかつ、「ロングトーン専用のカズー」を開発した人も、いなかったのではないでしょうか?


 というわけで、左大文字工房が2026年にむけて激推しする「ロングトーンカズー」は、あと少しで正式発表ですので、



 お楽しみに!!!