2025年12月7日日曜日

新楽器 「ロングトーン・カズー」の音を出しました!

 

 さてみなさんこんにちは。


 前回から情報を小出しにしている「ロングトーン・カズー」ですが、いよいよ正式に音出ししました。


 



 まずは、ショート版の「ロングトーンカズー」デモです。 特に決まった曲ではないものの、「サウンドの雰囲気」はわかると思います。


 それから短い動画を2本アップしました。


 



 



 「マイ・ウェイ」と「名探偵コナン」の一部です。


 こちらも、さらっと吹いただけなので、簡便なデモですが、この楽器のサウンドをまず聴いてもらおうと録音しました。



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 端的に言えば、ロングトーンカズーとは「サックスのような音が出せるカズー」です。


 ふつうのカズーは、玩具性が高く、「人間の声の成分」がかなり残っているので、「人間の声の成分」+「膜のビリビリ音」が合わさって出てくることで


 おかしな音、ファニーな音、面白い音


に聞こえるのですが、ロングトーンカズーの場合は「人間の声の成分」をできるだけ減衰させて、


「音程だけを限りなく残す」+「膜のビリビリ音」


を出力するようになっています。


 そのために


何度も何度も試作を繰り返しながら


■ 管内を通る空気の流量を調整している

■ 管の長さを調整している


わけですね。


 膜に対して息として入ってくる空気の流量や速度と、ある程度の管の長さのバランスで


「人間の声として聞こえる成分」


が抑えられるようになっています。


 そう思いながら、もう一度デモを聴いてもらうと、「いかにもカズーを歌っているなあ」という「声の成分っぽさ」が隠れているのがわかると思います。


 この効果によって、「おもちゃのカズー」が、より「楽器」としてレベルアップした音に変わる、という仕掛けです(^^


 楽器の特徴としては、もともとカズーの場合「高い声で歌うと、綺麗に通る」という能力があるのですが、ロングトーンカズーでは、「ある程度低い声でも響く」という長所もあります。

 もちろん、高音も伸びやかに通ります。


 実際に手にとって頂いて、吹いてもらえれば、このロングトーンカズーのポテンシャルに気づいてもらえると思いますが、これまでの楽器同様、頒布体制を整えてゆきますので、お楽しみに!






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