2015年2月2日月曜日

紙でできた三味線?三線?! またまた刺激的(笑)楽器登場!

 さてみなさんこんにちは。


 以前は、長唄三味線の本格的なキットを紹介して、けっこう反響をいただいたのですが、今回もまたまた面白いものを紹介します(^^


 以前の記事「長唄三味線手作りキット」
 http://sanshinism34.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html



 
 えーっと、今回はズバリ、三味線の本格的じゃないキット!!それも

 ということで(^^


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 しゃみせん楽家 さんという
http://shami1000rakuya.com/SHOP/S03106001.html


 富山県のお店から販売されている 


 SHABO

(画像は転載です。)


という完成品、キットがなんと、紙製の胴を持つというある意味最強!・・・最弱?の楽器なのです。そうです。胴はダンボールの箱です。


 これまで、いろんな簡易三味線・簡易三線を見てきましたが、いよいよダンボール製となると、歴代の中でもけっこうなつわものです。



 ワタシの知っている歴代最強は、やっぱり沖縄樹脂科学工業が製作していた


 発泡スチロール製の三線 「さんしんJr(ジュニア)


だと思いましたが、超えられてしまいました!!(笑)



 他にも、板張り三線の決定版「那覇王冠製 木製三線」とか、いろいろ面白い簡易楽器があったんですが、今はどれも入手不可能です。



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 紙製の三線・紙製の三味線は、個人的には耐久性がしんどそうなので手を出してきませんでしたが、名前だけは


「紙三線」(紙三味線)
http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34/62203494.html


を製作したことがあります。2010年発表。



 発表当時はやたら人気で、いくつか製作してお届けしましたが、最近は作っていません。


 (ああ、そうか!発表記念で当時1980円という特価だったから売れたんですね)


 この楽器は、”紙のように薄い”というコンセプトで、たいていの三線の棹が25ミリに納まることに対して、棹25ミリ、胴30ミリ(つまり、胴あつみ3センチ)という


 極うすスリム


を目指した代物です。


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 実はこの「紙三線」。音響学的には「平面バッフル型」というスピーカ理論をバリバリに応用した楽器で、見かけのわりに良く鳴ります。

 胴の中でまったく響かないのに、ちゃんと鳴るという不思議な楽器ですが、構造的には表板もきちんと浮かせているので、


 サイレント三線シリーズ


の原型になったモデルだともいえます。


 サウンドは実例がyoutubeに残っていました。



 かなり古いね~。懐かしい!

 







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