2020年9月23日水曜日

中古三線の落札めやす オークション・メルカリ(初級・中級向け)


  さてみなさんこんにちは

 

 ちょっと理由があって、中古の三線、沖縄三線を入手したわけですが、 


三線コード弾きをテレビで披露しそこねた話

https://note.com/sanshin_ism/n/n28a4663f3725

 

まあ、そのあたりの経緯はnoteのほうにちょこっと書きましたのでまたご覧ください。

 

 その関係で、ここしばらく中古の三線 沖縄三線の価格動向をリサーチしています。

 

 三線業界とはもう30年近いお付き合いですので、「黒木の高!!いやつ」とか以外であれば、まあ初心者向け、入門者向けの棹の選び方くらいは大丈夫です。


 というわけで中古で三線を買う場合の価格帯、価格のめやすについて今回はねちっこく紹介してみたいと思います。



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 ちなみに、いちばん最初の三線を中古のオークションで買うというのは、あんまりおすすめしません。できれば沖縄で実際の棹を触って、気に入ったものを直に買って欲しいのがいちばんの定石です。

 

 しかし、そうそう沖縄にも行けないので通販、ネットの三線屋さんを利用することになろうかと思いますが、それでも最初は新品を買って欲しいと思っています。

 

 というのも、中古は状態がまちまちなので、「これが普通の状態の三線だ」というのが、中古だとわからないんですね。

 

 ひとつ普通の棹を持っている人が、中古を増やすのであれば

 

「ああ、これはここが状態が悪いな」

 

とかわかるので、どうにか手当てができるのですが、普通の状態を知らないと比較しようがないからです。

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 では、2020年現在のオークション、メルカリ価格帯大全集スタート!



◆ 人工皮三線 皮ランクB程度

 ¥2500~6500

 ・人工皮のランクについては

https://note.com/sanshin_ism/n/n6032a0126d8d

を参考になさってください。

 ・人工皮は紅型・デザインなどの柄物が一番安くなります。ほとんど値がつかず、2000~3000円くらいで買い叩かれます。

 ・Bランクの皮を使っている棹は、新品で買っても15000~程度の棹なので、旧ソフトケースが付属して5000~6000といったところでしょう。半額になるイメージです。



◆ 人工皮三線 皮ランクA前後

 ¥4600~8000~13000程度

  ・人工皮のA・特Aランク品については、棹そのものが5000円くらいから入手でき、付属ケースの種類によって変動します。

 ・特Aランク、ハードケース付きであれば、1万円くらいで落札されることが多く、高値だと2万円くらいまで上がります。

 ・特Aランクの人工皮を使っている棹は、高級棹ではないものの、それなりにしっかりした造りのものが多いことから、落札価格も高めです。 

 ・本来は新品3万円前後の棹が多いようですね。

 

 

◆ 強化張り三線

¥6000~9000~上限なし

   ・強化張りというのは面白い胴で、「高い強化張り」と「安い強化張り」があります。どういうことかと言うと、「本皮一枚に近い、大きいうろこの皮を表に持ってきて、かつ強化張りとする」ものと「通常だと本皮一枚張りに耐えられない薄い皮や、裏面に当てるような皮を、強化で持ちこたえるので表に持ってきたもの」の2つがあるのです。

 ・これらはうろこのサイズと蛇皮の状態でわかりますが、あまり値段差はないようです。ハードケース付きで1万円前後くらいで落札されます。



◆ 本皮三線

 ¥見極め必要

 ・オークションやフリマアプリで一番難しいのが本皮三線です。

 ・まず、出品者が「本皮一枚張り」なのか「強化張り」なのかを判断できずに販売していることがあります。ですから、正式な価値や状態がわかりません。

 ・ 本皮一枚張りの場合、破れのあるなし、状態のよしあしが不明です。

 ・破れがあってもそこそこの高値で入札が入る棹があります。それは棹の材がよいと入札者が判断している場合です。ただし、本当に当たり!かどうかはわかりません。

 ・たまに数万円の値段がつく棹があります。それは「相当の古品・材が希少」だと入札者が判断したものですが、骨董的価値はその人個人にしかわからないので、あまり参加することは得策ではありません。

・参考価格 ど普通の棹だとハードケース付きで¥10000円~が多い

・3000円くらいのスタートで9万円の値がついていたものも

 


◆ ソフトケース旧付き

+¥0~

 ・初期のソフトケースやシンプルな布袋が付属する場合があります。金額的にはほとんど加算されず、棹本体のよしあしで値段がついています。

 ・それでも、落札後の輸送を考えれば、旧ソフトケースがついているにこしたことはありません。

・旧ソフトケースは、横持ちとリュックになるものですが、ポケットが小さいのが特徴です。

 

 

◆ ソフトケース新付き・セミハードケース等

+¥2000~3000

 ・新ソフトケースは、A4サイズの楽譜などが入れられる大きなポケットがついているのが特徴です。

 ・このケースやセミハードケースがついていると、少しだけ落札金額が上がります。

 

 

◆ 守礼印ハードケース付き

 +¥6000~10000

・守礼印のハードケースは人気です。棹がたいしたことなくても、このケースが付属するだけで5000円は確実にアップしています。むしろケース目当てでの入札なのではないか?という事例も多いです。

・本皮などではこのケースに入っているとある程度古いもの、あるいは良いものと推測できるため、価格が高くなる傾向にあります。

 

 

◆ 新ハードケース付き

 +¥3000~8000

・守礼印ハードケースに似ている角が丸いもので、クロコダイル柄のものが海外製造の比較的新しいケースです。

・これも人気のケースで、価格を押し上げる要因となっています。

・このケースは「比較的新しい・年式が新しい」という意味で評価されているのだと思います。 

 

◆ その他ハードケース付き

 +¥0~5000

 ・その他ケースとしては、角が四角い「池武当新垣三線店」が扱っていたハードケースや、比較的新作の新・新ハードケース(笑)、あるいは由来不明のケースなどがあります。

 ・棹単体より、ハードケース付きは人気が高いです。

 


☆メルカリの傾向

  ・全体的にメルカリのほうが金額が高めになります。オークション形式ではないので、安く買うチャンスが少ないといったほうが正しいかもしれません。

 ・メルカリでは、強化張り・ハードケース付きが2万円弱といったところです。

 ・もちろん1万円台での出品もありますが、ヤフオクでは可能な9000円以下での入手がほとんど不可能であるという特徴があります。

 

 

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 左大文字が目利きして落札した楽器の実例です。

 

◆ 強化張り・ハードケース付き チューナー等一式つき 6500円

 (ビルマニシキヘビではなくアミメニシキヘビだったので敬遠されたか?)

 

◆ 強化張り・旧ソフトケース付き 6800円

 (表は普通の蛇皮・裏面に少し変色ありで敬遠されたか?)

 

◆ 人工皮特A 新ハードケース付き 7500円

 

 ハードケースがついて7000円前後で落とせれば大満足といったところでしょうか。

 この買い方が、ほぼ底値だと思います。

 

2020年9月22日火曜日

初心者のための「三線・三味線」上達 3つのポイント

  さてみなさん こんにちは

 

 わたくし左大文字は、三味線や三線に触れはじめてから、すでに30年近くが経とうとしている

「永遠の下手の横好き」

なのですが、 それでも楽器作りのイベントやらコード弾きの指南やらで、三線や三味線楽器の演奏を初心者の方に指導することが多々あります。

 

 その時に気付いたのですが、初心者の方がどうしてもやってしまいがちな

 

「弾きにくくなってしまう原因や、勘違い」

 

に気付きました。 

 

 


 今回はそのポイントを3つに絞って動画にまとめましたので、参考にしてくださればと思います。


(動画 三味線・三線上達のポイント 3点)



 最初のポイントは、棹の角度です。


 一般的に「ヘッド、天神を型の高さに合わせて」といった言われ方をしますが、細かい角度はともかく、ざっくりで言えば


45度


くらいに傾けることが大事です。


 初心者の場合は、どうしても、棹がコケるというか、どんどん角度が寝てきます。そうすると、手首をひねらなくてはならないので、さらに弾きにくくなるという悪循環が生まれます。

   なので、意識して「あ、45度にしないと」と思いなおすと、弾きやすさが維持されるというしくみ



 2つ目のポイントは、胴の前後の角度です。

 

 一番理想系はおなかに対して並行になること。あるいは、地面に対して垂直になっていることです。これも初心者の場合はどんどん表皮の面が上を向いてきて、ギタリストがのけぞったようなスタイルになってきます。

 

 これは「棹面を見たい。フレット面を見たい」という気持ちが働くからで、またバチが当たる表皮の面を見よう、見ようとするために起きる現象です。

 

 しかし、これをすると身体がまっすぐにならず、弾きづらさが増してしまいます。



  最後のポイントはバチや指の当て方です。


  初心者は「弦を弾かなきゃ!」と思います。そのためには、ツメやバチで弦をひっかけて、あちゃらの方向へ弾いて飛ばさないといけないと感じてしまうのですが、実は真逆です。


 弦は弾くのではなく、上から下(空中から、表皮面)に向かって叩き下ろすのが正解。


 それをわかりやすく言えば、


 「となりの弦に当てて止める」

 

ということになります。

 


 この3つのポイントは、初心者さんといっしょに練習しているとよく見られる光景ですから、指導者の方はこのあたりをちょっと助言すれば、見違えるほど上達スピードが上がります。

 

 ぜひ、ご活用くださいませ。

 

 

2020年9月3日木曜日

ポータブルレコードプレーヤーを比較する ベストバイはこれ!ION/Crosley/LP&No.1

 

 

 さてみなさんこんにちは

 

 

 1万円台で買えるレコードプレーヤーというのが少し前からブームになっていますが、国内メーカーのDENONをはじめ、中国製プレーヤーユニットを積んだいくつかの機種が安ければ6000円代くらいから販売されています。

 

 そこで、今回は、数多くの機種を入手して判明した「分解」でわかったベストバイ!を発表しようと思います。

 

 とくに、スーツケース型ポータブルプレーヤーについては、かなり詳細な比較をしております。

 

 

 まず、はじめに注意しておいてほしいのは、

 

「よく似たスーツケース型レコードプレーヤーは各社から発売されているが、OEMの同一モデルなんかではなく、互いにパクリ合っているけれど、すべて別の製造会社、製造ユニットの製品である」

 

ということを理解してください。

 

 これ、めっちゃくちゃ大事で、ほんとうに中身が全部違うのです。それでいて概観はそれぞれとてもよく似ているので、分解しないと素性がわからない、という面白いことになっています。

 

 【特集】 1万円で買えるレコードプレーヤーの世界がめっちゃ面白い件

 

↑あたりを事前に読んでおくと、理解が深まります。

 

 

 

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◆ ION Vinyl Motion

 


 ・ 電源はUSBケーブルのみ(5V500㎜A)

 ・ リチウムイオン電池内臓 4時間再生

 ・ モーターはEG530 5V

 ・ カートリッジと針は中電(日本)製オリジナルを搭載

  ・ アンプICはCS4863  2.2W+2.2W

 ・ USB/LINE IN /LINE OUT /ヘッドホン

  ・ 搭載SP 4Ω3W


 

 

 

◆ ION Vinil Transport

 

 


 ・ 電源はACアダプタ(5V1000㎜A)

 ・ 乾電池駆動可能 

 ・ モーターはEG530 5V

 ・ カートリッジと針は中電(日本)製オリジナルを搭載

 ・ アンプICはTC4863 2.2W+2.2W

  ・ LINE OUT のみ

  ・ 搭載SP 4Ω2W





◆ Crosley cruiser (CR8005)

 

 

 ・ 電源はACアダプタ(9V400㎜A)

 ・ モーターはHEYJET 9V~12V

 ・ カートリッジと針は模倣品

  ・ アンプICはTDA2822 1.35W+1.35W

 ・ LINE IN /LINE OUT /ヘッドホン 

 ・ 搭載SP 4Ω3W



 

◆ LP&no.1 (ST15020)

 

 


 ・ 電源はACアダプタ(5V1000㎜A)

 ・ モーターはEG530 5V

 ・ カートリッジと針は模倣品 ただしアルミカンチレバーの上位品

 ・ アンプICはCS8563 3.2W+3.2W

  ・ LINE IN /LINE OUT /ヘッドホン

 ・  ブルートゥースレシーバ搭載

  ・ 搭載SP 4Ω5W



 

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 分解してばらしてみると、採用パーツがことごとく違うこともわかります。ICも違うしスピーカーも違うし、カートリッジも異なります。

(ただし、全て互換品で似たようなチョイスになっている)

 

 それではわかったことを比較対照します!

 

◇ USBで取り込みができるのは Vinyl Motionだけ

◇ ブルートゥーススピーカーになるのはLP&No.1だけ

◇ クロスレイのユニットは、9Vの少し古いタイプ。今は5Vが主流

◇ 乾電池対応はVinyl Transportだけ

◇  日本メーカーのカートリッジと針を採用しているのはION製品

◇ アンプICとスピーカーの容量がでかいのは、LP&No.1の機種

◇ Vinyl Transportにはヘッドホン端子も、外部入力もない

◇ アンプ出力が弱いのはクロスレイ


  それぞれ「やりたいこと」「この機能がほしい」という違いはあると思いますが、概観すると

 

『クロスレイは設計が古い』

 

ことがわかります。ION製品は、乾電池かバッテリーかの違いだけでなく、接続・拡張が大きく違います。

 

『LP&NO.1は、アンプ/スピーカー/針が上位』

 

です。ほんとうなら中電製のカートリッジと針を採用しているIONもいいのですが、実際音を出してみると、

 

『LP&NO.1の機種のほうが、パンチのあるしっかりした音がする』

 

のも事実。

 

 

 というわけで武庫川さん的ベストバイは

 

「LP&NO.1」

 

にしたいと思います! 


 実はこれらのほかにもamazonなどでは他社品がやまほど出ていて、


◇ FMラジオがついているもの (チコニア)


とか


◇ SDカードが差せるもの (DL TIME)

 

とか

 

◇ USBメモリが差せるもの (ammoon)

 

 

とか、いろいろあります。 


 海外のネットサイトでは、このほか


◇ スピーカーが4発になっているもの


なども。もう、いろいろあってよくわかりません(笑)


 本来であればIONはイギリス、クロスレイはアメリカ、LP&no.1は香港のメーカーなのですが、どうせ内部パーツは全部中国製なので、どのメーカーのものが良いか、というよりも、その組み合わせ方次第だと感じます。


 国内メーカーであるDENONの製品なんかも、中国製パーツのものがありますから、究極的にはすべて並べてばらさないと、本当の良し悪しはわからない時代なのかもしれません。

 

 しかし、分解は沼ですね!ハマります。

 

 

 

 

2020年9月2日水曜日

スーツケース型レコードプレーヤー ION Vinyl Motion 故障 修理法 ~分解解説~

  さてみなさんこんにちは

 

 先日よりずっと「レコード」にはまっておりまして、その経緯などはnoteのほうにまとめておりますので、ご興味のある方はどうぞ。

 

【特集】 1万円で買えるレコードプレーヤーの世界がめっちゃ面白い件  


 そのほか、レコードプレーヤーをいろいろ手作りしてみよう!という企画もやっています。


【特集】 オヤジの科学 ”レコードプレーヤーを作ろう”01 ~予習~


↑こちらは現在連載中です。



 さて、安いレコードプレーヤーを買ったり、分解しているなかで、巷で人気の


ION Vinyl Motion

→右のほうです。
 

 という機種がありまして、長い間使っていると「動かなくなる」という現象が起きます。

 

 ちなみに余談ですが、左のクリスマスカラーの機種は

 

「LP&No.1」という会社が出しているもので、IONとそっくりですが、中身はけっこう違いがあります。

 

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 さて、ION  Vinyl Motion はリチウムイオン電池を搭載している関係で、充電した後電源のないところでもレコードが聴けるというのが売りです。

 

 しかし、逆にいえば、古いスマホではありませんが「電池が劣化すると動かなくなる」ということがいつか必ず起きます。

 

 そうなると、電池交換式ではないため、そのままで「うんともすんとも言わなくなる」という症状に見舞われてしまいます。

 

 ほかに 

 Numark PT01 TOURING

 などもおなじ仕様なので、同様のことが起きるはず。

 

 

 その場合の修理法です。まあ、たいていの場合保証期間もきれていると思いますので、メーカーに出してそれなりの金額を払って修理するよりかは、自己責任ですが

 

「さくっと直してしまう」

 

のがよかろうかと。この修理法は、めっちゃくちゃ簡単ですが、死んでしまったバッテリーを使わなくなりますので、常時電源が必要になります。あしからず。

 

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 方法。プレーヤーが載っている表板に4箇所ねじがありますので、それを外します。

 そうすると、プレーヤー部分がすっきり取れます。


 スピーカーや端子部分などにケーブルが出ているので、ゆっくり作業してひきちぎらないように気をつけましょう。


 



  プレーヤー部を裏からみると、↑のようになっています。 ボンドでガッチリ貼り付けられている青いパーツが電池です。

 

 これを取り外して交換するという手もあるのですが、いやな気持ちになるくらいベタベタに貼り付けられているので、そっとしておきます。

 

 充電機能は失われますが、あえてここには手をつけないというわけ。

 

 ◆ 一番したの大きい基板と


 ◆ 真ん中の中くらいの基板と

 

 ◆ ちっちゃい基板が全部で3つあるのがわかると思います。


 そのうち、一番下の大きい基板にコネクタが並んでいますね。


 ◆ 左から 1 2 3 4 と4つのコネクタがあります。


 青い電池から延びているのをたどると


 ◆ 左から2つめのコネクタに繋がっているのがわかります。これだけ外します。


 コネクタはそこらへんに宙ぶらりんでも特に電気が外に漏れたりしないので、適当にほったらかしておくか、気になる人はテープで邪魔にならないところにでも貼り付けておいてください。



 これで修理完了です。死んでしまったリチウムイオン電池が悪さをしないので、外部電源からの入力で、普通に動くようになります。

 

(ただし、充電機能はなくなります。電池を外したので)

 

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 <その他のトラブルシューティング>

 

Q、 音量を大きくすると、ターンテーブルが止まってしまいます。


A、 もともとこの機種はUSBバスパワーの5V・500mAまでで動作するようになっています。音量を大きくしてアンプが電気を使いすぎると、電力が足りなくなって止まってしまうのです。

 電池がついているときは、いわば電池と外部電力(充電)の力で二重に電力を貯めていたのですが、単純にUSBからの供給だけになると5V・500mAで打ち止めになってしまうので、最大音量が出せません。


 リチウムイオン電池搭載ではない他の機種や、他社の似たような機種では、ほとんどが5V・1000mAの電源アダプタを使うようになっており、電力不足にはなりません。



Q、 回転数がたまに遅くなってしまいます。

 

A、 IONだけではなく、同じような中国製プレーヤーユニットに特有の現象なのですが、オートストップがたまに悪さをします。

 回転数があきらかに遅くなったり、変だなと思うときは、「オートストップ」のON・OFFボタンを数回かちゃかちゃ動かしてみてください。

 リセットされたように、普通に動き出すことが多いです。

 

 

 いろいろクセがありますが、まあ安いし楽しいし、原理もすぐわかるので、ぜひ修理してみてください。