2014年12月13日土曜日

hideの新作「子ギャル」を聴きました! hideの楽曲とポップス性

 さてみなさんこんにちは

 ここのところしばらく、製作依頼を受けている楽器作りで忙しくしている左大文字です。

 
 ところで、大のX(エックス)ファンである弟に教えてもらってhideさんの新作が出ていることを知りました。


 hideさんが亡くなって早16年が過ぎようとしている今、ヴォーカルトラックをなんと


 YAMAHAのボーカロイド


技術をもって再現したというものすごい楽曲です。簡単に言えば、初音ミクのhideバージョンのすごいやつ!ってこと。


 hide「子ギャル」の特設サイト さんより
 http://cogal.hide-city.com/pc/


新曲はアルバム構成になっており、既発表曲のリマスター版もついているので、ちょっとしたベスト盤みたいになってます。


 X・XJAPAN・hide好きの方はもとより、「ボーカロイド版hideってどうなってるの?」に興味がある方はぜひ一度聴いてみてください。


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 ロック史におけるhideの功績と素晴らしさについては、すでに多くの方が論じておられますので私のような小さい存在に言えることはほとんどありませんが、コード弾き専門家としては、


hideの楽曲の「歌謡曲性・ポップス性」


については特筆すべきものがあろうと思います。


 基本的に、ハードロックやメタルな楽曲のコードというのは、これまでマイナー系であまり変化のない単調なものが多く採用されてきました。


 たいへん失礼な言い方をすれば、


AメロはずっとAmでいくぜベイベー


みたいなパターンもあるくらい、メタルでハードなロックのセカイは


「暗くて重くて、黒い」


感じが中心になるわけです。


 ところが、hideの楽曲は、曲調を変えればアイドルでも歌えそうなくらい、ポップス・歌謡曲寄りになっています。


 そこにバリバリのハードロックの音作りを重ねてくるものですから、なかなか他には真似できないオリジナルな音楽が飛び出してくる、という仕掛けですね。


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 たとえば「Tell me」のサビコードを見てみましょう。(移調しています)


 C G Am B♭ G  

 C E7 Am F G C


少し変化を加えながらのオーソドックスな5コードがベースになっていることがわかります。



「ever free」のAメロなんかはもっと簡単です。


 C Em Am F G

 C Em Am F G C


これもバリバリの基本コード構成ですね。



「RocketDive」のサビも基本形。

 C G Am Em F C G

 C G Am Em F G C


こんな感じ。



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 というわけでhideさんの曲は基本左大文字流とも相性バッチリなのですが、いずれ三線コードかなんかで実演してみたいと思います。












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