2010年11月30日火曜日

【三線ism】 植村花菜さんの「トイレの神様」を紙三線で






トイレの神様 植村花菜 紙三線で

さてみなさんこんにちは

先日紹介した「紙三線」の音サンプルということで一曲弾いてみました。

いつもとおなじようにコードで弾いていますが。

①多少、低音が少なくて「軽い音」になっている。

②音量が若干小さいように感じられる。

と思います。(^^;

そのほかは、あまり違和感がなく聞けると思いますが、紙三味線の実力はいかがでしょうか?!

映像の冒頭部分は、楽器を横に向けていますので、「薄さ」についてもわかりやすくしたつもりです(笑)

いつもは、そこらへんの隙間にでも押し込んでおいて、気が向いたらちょこっと演奏できるので、とても便利で重宝しています(^^


2010年11月28日日曜日

【三線ism】 謎の新製品「紙三味線?!紙三線?!」



さてみなさんこんにちは

左大文字工房の新製品(といっても、毎度おなじみの手作りです)ができましたのでご紹介。

三味線楽器の世界には、「簡易三味線」というジャンルがあります(^^

簡易、というのは、本物の伝統的な三味線に対して、「身近にある材料などで、簡易的につくる楽器」という意味で、たとえば、南九州には大工さんが建材の一部でつくる木製三味線「ゴッタン」の文化があったり、沖縄にも空き缶でつくる「カンカラ三線」が歴史的に重要な位置づけで親しまれています。

私もこれまでウクレレサイズの簡易三味線「シャミレレ」を作ったりしてきましたが、空き缶だけでなく「ペットボトル」などを活用して「ペットボトル三線」を製作しておられる方なども!

さて、今回作ったのは、「紙のように薄い?!」三線です(笑)



正面から見ると、それほど違和感がないのですが、よく見ると面白い!






 なんと胴がありません(笑) ほとんど板状態!!!

紙、というのはちょっとオーバーですが、棹の厚みが2.5センチで、胴の厚みでも3センチしかありません。

その他の部分は、通常の三線と同じような寸法になっています(^^
 



デザインは、今回の試作では「三味線」風のラウンドバレル(樽)型の胴にしてみました。


さて、「こんなので音が出るのか?!」という疑問が生じると思うのですが、もちろん、出ます!

通常の三線や、ゴッタンなどと比べると、たしかに音は小さくなるし、低音部のふくらみも減少するので、「なんとなく軽い、ペカペカした音」になるのは仕方ないのですが、ぱっと見よりも、意外に大きく豊かな音がします。

(音のエネルギーを最大にするために、裏板を張っていません。裏板を張ると、密閉空間が少ないために音圧の干渉が生じてエネルギーのロスが生まれます)

この三線、マンションで大きな音がだせない方はもちろん、あまりに簡素なつくりのために(笑)車に1棹放置しておくもよし、ステージパフォーマンスで破壊するもよし(爆)、いろいろな使い方が生み出せそうですね。

左大文字的には、価格も安いので、ノベルティグッズにできないかなあ、と考えています。

頒布予定価格は

     新製品発表記念で¥1980円(送料別)で

どうだっっっ!!!

(2011年3月いっぱいまで。リサイクル材を一部使用します。通常材で作る価格は2500円くらいとお考えください)

欲しい方はどうぞ。



2010年11月24日水曜日

【三線ism】 ソリッドピックアップについて



さてみなさんこんにちは

問い合わせがあったので、ちょいとご説明しておきます。

「youtubeに載っているソリッドPUを作りたいので、詳細を教えてください」

という依頼がちょくちょく来るのですが、今まで写真を撮っていなかった裏面を載せておきます。

ソリッドPUは、三線・三味線用の「しのび駒+ピエゾPU+標準ジャック」という3つの機能がひとつになったグッズです(^^



こちらがジャック側↑の写真

裏面はこうなってます↓





これはもともと試作品なので、圧電素子を埋め込んでいる箇所はパテで埋めてあります。

正式には木で埋め込んだほうがキレイですね(^^

茶色のものはフェルトです。三線の皮面を痛めないようにしてあります。
 


2010年11月21日日曜日

【三線ism】 ハルシャミゲ



さてみなさんこんにちは

あいかわらず更新が遅い左大文字です(^^;

というわけでおわびのしるしに、キュートなハルヒちゃんの写真を。

今日の主役はシャミゲではありません(≧ - ≦)

シャミはあいかわらずふてぶてしい(笑)



2010年11月15日月曜日

【三線ism】 原点のような楽器




さてみなさんこんにちは

しばらくバタバタしており、更新できませんでしたがお許しください。

さて、工房の片隅でほこりをかぶっていた2棹の楽器がありました。作りかけの初期型シャミレレなのですが、木材の組み方やら、作り方をいろいろと試行錯誤していたころの(おそらく3~4年まえの)プロトタイプです。

昔の材だったので、なんと最近では入手できないラワン棹・胴の楽器です(^^

いろいろな部分が未完成だったので、いちおうきちんと形にしてくみ上げてみましたが、塗装やらいろんな部分がイマイチなのは否めません(笑)

それでも、鳴らしてみるとやっぱりいい音がします!!

「やっぱりこれが原点だなあ」

としみじみ思う、いい音色です。みかけは悪いけどね。

ひさしくyoutubeでもシャミレレを弾いていませんが、また弾きたいなあ!と思う愛着のある楽器になりそうです。


2010年11月4日木曜日

【三線ism】 おきなわ三線 あとちょっとで完成



さてみなさんこんにちは

世界で2棹目の「おきなわ三線」がもうすぐできますので、アップしておきます。

こちらは北が上の通常バージョン(^^

棹と胴の重量配分にもすこし気を使ってみましたが、さてどんな音がするでしょうか・・・?



明日、弦の取り付けなどをする予定です。


というわけで、全然関係ないけれど、今日のシャミちゃんの一枚を!
 

バスケットに調子こいて入っていますが、実は、これに入れらて連れ出されるのは大嫌いのようでwww