2013年9月13日金曜日

【三線ism】 謎の楽器を製作中「トプシュール」



さてみなさんこんばんは

 しばらく更新していませんでしたが、その間に「三味線コード弾きの個人レッスン」をしたり、非公開の「シャミレレ製作講座」を実施したり、と大忙しでした。

 その間にも、三線コード関係のテキスト頒布依頼に、こつこつと取り組んでおり、みなさまからのメールには順次お返事しております、

 こっちのブログ更新が遅かったり、youtubeのアップがとまったりしているので「左大文字はちゃんと活動しているのか?」と不安になる方も多いと思いますが、大丈夫です!お気軽にご連絡くださいね。

 さて、今回は、とある方から「特注楽器作り」を依頼されておりますので、そのお話を!


 ワタクシ左大文字の元には「こんな楽器作れませんか?」などの質問や依頼がよく舞い込むのですが、できるかぎり頑張って対応しております。

 で、今回はワタシがふだん「ちいさなドンブラ」を作っている関係で、「トブシュールという楽器を作れませんか?」という依頼がやってきました。

「トブシュール(トプシュール)ってなんだ?」

ということで、知らなかったのですが、これもモンゴル系の楽器のようです。もちろん、日本ではほとんど誰もしりません(笑)

ネットで調べてみると、いろんな形状やスタイルがあるそうです。

たとえば、こんなの


菅沼孝三さんのページより

モンゴル交流グループさんのページより


これらは、馬頭琴の馬あたまならぬ、あひる頭をしています(^^ 可愛い!

(あひるというか、雁頭、とも)

あるいは

京都馬頭琴楽団「厩(うまや)」さんのページより

のようにシンプルなものも。


さて、今回の依頼は、動画添付で、「こんなのがほしい!」ということでしたので、
 
 
 
 
 
これを参考に製作開始です。

 胴は角胴で、二つの三味線型糸巻き、シンプルな糸蔵とヘッドになっているタイプですね。

 このトブシュール(トプシュール)という楽器は、ホーミー(ホーメイ)の伴奏に使われるそうです。

 ホーミーというのは、喉から二つの音を同時に出すという、驚愕の技術で、その昔探偵ナイトスクープで紹介されてからというもの、関西のみなさんにはおなじみのアレです(笑)

 探偵ナイトスクープによれば、ホーミーの基礎練習は

「え゛、鳳啓助でございます」

「え゛」の音を練習すれば出るそうで(爆)


 それはともかく、現在、左大文字アレンジの「トプシュール」製作に入っております。さて、どんな楽器ができるやら。





 

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