2013年1月7日月曜日

【三線ism】 2013年 新楽器「ニホレレ・どんぶらこ」を推す理由(笑)



さてみなさんこんばんは

2013年、左大文字流ではこの新楽器「どんぶらこ」(別名ニホレレ)をめっちゃプッシュしているのですが、今日はその理由をじっくりと解説します。


 写真は、僕が使っているカスタムモデルの「どんぶらこ」制作台数で言えば、7棹目ぐらいのものになります。

これだけが唯一アガチス張りあわせの表板なので、ちょっと仕様が違うのです。



<どんぶらこが世界で二番目に簡単な弦楽器である理由>

さて、どんぶらこは、ヘッドみれば一目瞭然。






三線や三味線とは違って2弦の楽器です。一本しか弦がない楽器が、「モノコード」という世界で一番簡単な弦楽器であるとすれば、「どんぶらこ」はその次に簡単な弦楽器です。
また三線ファンにはおなじみの「一五一会」という楽器があるのですが、あちらが「指一本でコードが押さえられる楽器」だとすれば、こちらは「指二本でコードが押さえられる楽器」です。

そしてなんと一五一会よりもすごいのは「指二本でメジャーコードもマイナーコードも分けてちゃんと押さえられる」というところ!!

これは実際に弾いてみると、すごいハマります。



<どんぶらこが誰にでも簡単に弾き語りができる楽器である理由>


どんぶらこのポジションはいたって簡単。ドレミです。



単音では、ドから2オクターブ上のドまでが鳴らせます。もともと子供向けに開発したので、振ってあるポジションは「ドレミ」仕様ですが、大人のみなさんには、半音があるつもりで弾いていただいてかまいません。チューニングは、三味線・三線の本調子準拠なので、三線・三味線弾きさんのサブ楽器としてもぴったりです。

ドレミを押さえるだけなので、単音での爪弾きは超簡単です。小学生低学年でも初見で弾き始めます。これは、長年のワークショップやレッスンで実証済み!!!



<どんぶらこがPICK PICNICに最適な理由>

ピックピクニックでは、とにかく参加した方にも曲を弾いてもらおう!というのがねらいなのですが、ギターやウクレレでは、押さえる箇所が複雑すぎて体験できません。

ところが、「どんぶらこ」は単音弾きはもとよりコードを押さえるのが超簡単なのです。

たとえば、どんぶらこの棹は

______________________________________________________
ソ   ラ   シ   ド  レ  ミ・・・・
ド   レ   ミ   ファ  

という並びなのですが、

_____________________________________________________
ソ   ラ   シ     レ  ミ・・・・
ド   レ      ファ  

↑これが「Cコード」 ドミソのうち、ドとミを簡略で押さえています。

______________________________________________________
ソ   ラ      ド  レ  ミ・・・・
ド      ミ   ファ  

↑これが「Gコード」

______________________________________________________
ソ   ラ   シ     レ  ミ・・・・
ド   レ   ミ   ファ  

↑これが「Fコード」

という具合なので、とにかく「コード押さえ」で挫折することがないのです。ごく短時間の練習で、即コード弾きができるため、「誰にでも簡単に弾き語りが出来る楽器」だと言えます。

この不思議な楽器は、実際に弾いた人にしか「おおっこんなのでちゃんとコードになってる!」という感動が味わえないのが残念です(^^;

だって、そこらへんにまだ台数が転がってないんだもの!!

というわけで、今年もまずは「名前と顔だけでも覚えて帰ってください」
 






な感じのどんぶらこイベントをいろんなところでやりたいと思っていますので、よろしく!!



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