さてみなさんこんにちは。
「ギターマダガスカル」
http://www.guitarmadagascar.com/
という映画が現在金沢で上映中だそうなのですが、気になって仕方ありません!
(ていうか、大阪だと七藝でやってるようなマニアック映画です)
どんなお話かというと、基本ドキュメンタリーで、アフリカのマダガスカルで暮らすミュージシャンの日常というか、生活というか、なんせ
暮らしとともにある音楽
みたいなのを密着して取材した映画だそうです。
(写真は ギターマダガスカル 公式ページからの引用です)
写真に写っている箱型ギターみたいな楽器、これはマダガスカル地方独自の楽器らしく
カボシ・カボサ
という不思議なギター! こういうのを手作りで作りながら、暮らしの中で音楽を弾くというのは素晴らしいなあ、と思います。
民謡、という土着の音楽が土地に根ざしているのとはまたちょっと違った感覚ですね。
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さて、このカボシとかカボサという楽器、調べてみると面白い!
アフリカの楽器 さんのサイトより
http://www.african-sq.co.jp/detail/gakki/index_gen.html
もちろん形状から察するに、ギターからインスピレーションを得ていることは間違いなさそうですが、なんとフレットが途中で切ってあったり、コードが独自だったり、要するに現地の民俗音楽のテイストに合わせて西洋楽器が完全に改造されているもののようです。
我らの三味線などは、フレットレスなので独自で自在なスケールが組めるのですが、西洋音楽とアフリカ音楽を接触させようとすると、こうしたアプローチができるんだ、と感嘆しますね。
↑リンク先に、詳しい説明があります。驚きです!
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生活に根ざした音楽、手作りの楽器、誰もやっていない独自の演奏・・・。こうした要素は、実は、私の終生のテーマです。
沖縄のカンカラ三線や薩摩地方のゴッタン、アメリカのシガーボックスギターなんかは、まさにその実例だし、そうした楽器から「シャミレレ」やら「どんぶらこ」やら「PocketRock」を作ってきたのは、自分なりの具現化でした。
でもまだまだやれそうなこと、やってないことはたくさんあるなあ、と感じる今日この頃。
精進いたします。
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