沖縄三線や邦楽三味線をコードで演奏するプロジェクトです。 ユーザー1800名突破! コード弾きテキストも頒布しています。
2012年8月29日水曜日
【三線ism】 自作チューナーが出てきました。
さてみなさんこんばんは。
たいへんお久しぶりですが、元気に活動してます。
この夏も、手作り三味線講座を開催し、毎度恒例ではありますが、参加者のみなさんと楽しい時を過ごすことができました(^^
写真を撮るのを忘れたので、みなさんの力作を紹介できないのが残念ですが、今回は小学4年生、5年生の女の子達も参加してくれました!
次回は10月14日に開催ですので、興味のある方はぜひどうぞ。
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さて、今日は昔作った面白いものが出てきたので、紹介してみます(^^
↑それが、これ。
なんじゃこりゃ!と思われるかもしれませんが、ケースは100円ショップで売っていた防犯ブザーです。
おもちゃみたいな防犯ブザーなので、簡単なケースに、本来は引っ張ればブザーがなるスイッチと、ためしに音を出すスイッチがついています。
で、この防犯ブザーは、実は中身をそっくり入れ替えてあり、「左大文字専用の三線・三味線用チューナー」になっているのです(笑)
チューナーといっても、鳴っている音を判別するような機能はありません。
ただ単純に、スイッチを押せば「C(ド)」音が鳴る、というアホみたいな機械です(爆)
私の場合は、三線のチューニングをCFCで調弦していますので、とりあえず最初の「C」音が欲しくて、この機械を作ってしまいました。
もちろん、メーター式のチューナーも持っているし、12音が鳴らせる邦楽用調子笛も持っているのですが、なにより手っ取り早く「C」音が出せればそれでよかったので、
なんとこの中に自作のコンピュータが仕込んであり、プログラムで正確なC音が出るようになっている
のです!
その割りに、作ってどこかにしまいこんで、忘れていましたwww
構造は、けっこう面白いことをやっていて、防犯ブザーのケースと電池部分・スイッチ・スピーカ部分をそのまま使うようになっています。
電池とスピーカには、自作のワンチップコンピュータが繋がっていて、コンピュータにはただ単に「C」音が出るようなプログラムが書き込んである、というワケです。
プログラムで鳴らしていますので、たとえば、ふだん「BEBで調弦してます」みたいな人がいるとしたら、「B」音が出るような機械を作ることも可能です。
もっといえば、C → F → C を繰り返しで鳴らすとか、もういっそ曲を一曲メロディで鳴らすことだってできます。
まるまる一曲奏でる能力があるコンピュータなのにただ1音しか出せさていない、というあたりが贅沢ですね(笑)
製作費は、100円均一の製品がベースなので、ガワが100円+ワンチップコンピュータが100円するかしないかぐらいだったように思います。
200円で作る「自分だけのチューナー(調子笛)」という、かなりマニアックなものを今日はご紹介しました。
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